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いつも和紙名刺Kamigamiをご利用いただき、誠にありがとうございます。
一年が経つのは早いもので、2016年も残すところあと僅かとなりました。
年末年始のご注文対応についてお知らせさせていただきます。

◆年内の発送締め切り:12/25締め切り(ご注文・ご入金が完了)→12/29発送
◆年始のご注文受付:1/5より順次ご対応させていただきます

本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に、
来年も変わらずお引き立てのほど、宜しくお願い申し上げます。

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今年も「神と紙のまつり」に少しだけ顔を出してきました。
(祭りの詳しい内容はこちらから)
お神輿も然ることながら、
卯立の工芸館で開催されていた越前和紙青年部会の展示会
「×和紙」展がとても良かったので、ご紹介します。

 

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毎年、青年部の方々が高度な紙漉きの技術を使いながら
若い感性で新しい和紙の表現をされているのですが、
今年は茶室を作られていました。

「和紙を感じる空間を作りたい」というシンプルな想いから
茶室というミニマムな空間を作ることになったとか。
一枚一枚、漉き方の違う和紙を張っており全く表情の異なる4面で構成されています。

 

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茶室の中に入ると、周囲からの光を取り込みながらもぼんやり薄暗い空間に、
和紙の繊維でできた模様が浮かびあがっています。

障子とも違う、不思議な空間。
陰影礼賛の文字が脳裏によぎりました。茶室という密度の濃い空間だからなのか、
日本人独自の影に対する美意識を刺激されるからなのかは分かりませんが、
和紙と光が作り出す空間をより感じられるように思いました。
しばらく座っていたくなります。

×和紙展は6月8日(月)まで開催されているので、
今立にお越しの際はぜひお立ち寄りいただければと思います。

 

卯立の工芸館
〒915-0232 福井県越前市新在家町9-21-2
営業時間:午前9時~午後4時
休館日:毎週火曜(祝日の場合は営業)・年末年始
TEL:0778-43-7800

 

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卯立の工芸館での一コマ。
街に本当に根付いたお祭りだと背中が物語っているようでほっこりしました。

最近海外で働く方からのご注文もいただくようになりました。
和紙の良さがグローバルに広がっていくことを、紙の神様も願っている…はずです。

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Kamigamiにご興味を持っていただいた皆様へ

誠に勝手ながら弊社では5/1〜5/6まで休業させていただきます。
GW中のご注文ににつきましては5/7以降の対応となりますので
皆様にはご迷惑をおかけしますが、
何卒ご了承の程よろしくお願い申し上げます。

また、今年のGWも、和紙の里にて
福井県無形民俗文化財「神と紙の郷の春祭り」が行われます。
2015年5月3日(日)~5日(火)

海外からの観光客も多い、この和紙のお祭り。
祇園祭に匹敵するお祭りなのではないかと個人的には感じる
いいお祭りです。皆様、是非お越しくださいませ。
☆去年の様子はこちら

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お客様へ

来週13日から一週間、ドイツへ出張予定のため
その間臨時休業をいただきます。
メール返信・ご注文対応などは可能ですが、
発送作業は20日以降順次対応させていただきます。

お急ぎのお客様にはご迷惑をおかけしますこと
ご了承下さいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

ドイツでは、海外展開をにらみ
海外の方にヒアリングを行って参ります。

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越前和紙にご興味を持っていただいた皆様へ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は和紙が無形文化遺産になるという大きなニュースがありました。
本当に喜ばしい一方、越前和紙がその中に選ばれなかったのは
少なからずショックでもありました。

紅白歌合戦では水森かおりさんが
越前和紙でできた衣装をまとって話題になりましたね。
何かと和紙に注目が集まりそうな2015年。
海外の方にもその良さを知っていただくべく
色々と企画していけたらなと思っております。

和紙の美しさを、世界へ。紙の神様が贈る、日本を誇る紙々

 

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2014.6.25 毎日新聞より
(写真はhttp://www.isamu-sukiori.com/からお借りしました)

越前和紙と織物を融合させた「漉き織」の作品を展示する「イサムの漉き織展」 が、越前和紙の里「卯立の工芸館」で開かれているそうです。
繊細で、薄い。この儚げな織物は、別々に漉いた2枚の越前和紙でレーヨン製の織物を挟み、乾燥させることで、織物に越前和紙特有の模様や厚みが出るのが特徴だそうです。

和紙独特の模様は、ジャガードで真似ることができたとしても、素材感までは真似できません。
私も一度和紙の里で拝見したことがありますが、和紙の繊維が柄となっていて、かつ織物として機能しているので、紙に比べて使い道が広いなぁと感じました。

白無垢やウエディングドレス、ランプシェードなどを展示されているということです。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
☆展示会の詳細はこちらへ。

 

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2014.6.15 福井新聞より
(写真はMAGOさんのサイトからお借りしました)

 

福井市出身・NY在住のアーティストMAGO(本名・長坂真護)さんの作品展 「TRiPLE―TOPs展」が14日から始まったそうです。

MAGOさんの作品の多くは「越前和紙に墨で描く」スタイル。自身を近代水墨画家と称しているそうで、水墨画と聞いてまず思い浮かべるもの・・・例えば山水画なんかとは明らかに違います。
NYらしい、カラフルで勢いのあるポップアート的要素と、墨で描くことで生まれるにじみやぼかし。そしてどこか日本らしさが画面に残っている。
2つの要素が入り乱れる面白さが、国内外で認められる理由なんでしょうね。

MAGOさんのウェブサイト
http://artistmago.jp

 

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2014.6.10 PR TIMESより


無印良品が、欧州旗艦店としてMUJI Forum des Halles(ムジ フォーラム・デ・アル)をオープンするそうです。

フランス人アーティストがデザインした、旗艦店の告知ポスターがこちら。
ピカソやマチスの作品を生み出してきたパリ伝統のリトグラフ工房idemにて、
高知県の和紙にリトグラフ(石版画)という手法で印刷しています。
地色が真っ白じゃないところが、無印らしい&和紙らしいですね。

版画といえば、17世紀のオランダの画家・レンブラントも
版画の紙に越前和紙を使っていた可能性があるそうです。

なぜ版画と和紙が切っても切れない関係なのか。
和紙の里の方に聞いてみます。

(続きは次回)

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6月10日 excite ismより

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ランダム和紙・衝立(サイトよりお借りしました)

和紙デザイナーの佐藤友佳理さん。この記事を読んで初めて知ったのですが
愛媛でめちゃくちゃ格好のいい和紙を作られています。

元モデルという彼女がなぜ和紙デザイナーに行き着いたのか
ということは記事を読んでいただくとして、
私が感心したのは、彼女の言葉。

「アイデアが湧いたら、やってみて、ということを続けていて、こちらは自分のペースで制作しています。たとえば洋服の世界だと、春夏、秋冬と展示会があり ますよね。次々と新作をつくることも必要だとは思いますが、私にはいかんせんサイクルが早過ぎる(笑)。もっと愛でる時間を持ちたいんですよ、自分が作っ たものに対して。もちろん、手に取ってくれる人にも同じ気持ちです」。


愛でる時間を持ちたい。

その言葉が持つ、和紙に対する愛着が
素敵な作品を生み出す理由なんだろうなと感じました。

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Processed with VSCOcam with c1 preset

5/23、FM福井のラジアップという番組で
和紙名刺Kamigamiを取り上げていただきました。

 http://blog.fmfukui.jp/rup/?p=3729

メインは私がコレクションしている
フリーペーパーについてだったのですが
福井でこれからやりたいことや
なぜ和紙名刺Kamigamiを企画することになったのか、
その経緯を少しお話させていただきました。

元々、私は編集プロダクションというところで
観光ガイドブックやウェブのコンテンツを作る仕事をしていました。
元々旅好きということもあって、
青春18切符を片手に電車に飛び乗り、時には自転車、
時にはヒッチハイクでいろんなところへ足を運んでは
旅先の本屋さんでその街にしかない雑誌を買い、
駅においてあるパンフレットやフリーペーパーを片っ端から取ってきて
「この街らしさって?」を探していました。

日本のほとんどは、山に囲まれた田舎で何もないけれど
その街にしかない名物ご飯があって
絶景と呼ばれる場所があり
昔から続く独特の工芸があります。

飾らない美しさ。
当たり前の心地よさ。

それを掘り起こすのが編集者の仕事、なんだと思います。
今回、故郷のよさをどこまで人に伝えられるか、
ということにトライするにあたって
元々紙が好きな私は福井名物の中で「和紙」を選びました。

ただいま外国人向けに色々と準備中です。
見る人の視点を少し変えるきっかけができたらなーと
考えています。


FM福井の皆さん、取り上げていただきありがとうございました!

 

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