×和紙と陰影礼賛

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今年も「神と紙のまつり」に少しだけ顔を出してきました。
(祭りの詳しい内容はこちらから)
お神輿も然ることながら、
卯立の工芸館で開催されていた越前和紙青年部会の展示会
「×和紙」展がとても良かったので、ご紹介します。

 

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毎年、青年部の方々が高度な紙漉きの技術を使いながら
若い感性で新しい和紙の表現をされているのですが、
今年は茶室を作られていました。

「和紙を感じる空間を作りたい」というシンプルな想いから
茶室というミニマムな空間を作ることになったとか。
一枚一枚、漉き方の違う和紙を張っており全く表情の異なる4面で構成されています。

 

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茶室の中に入ると、周囲からの光を取り込みながらもぼんやり薄暗い空間に、
和紙の繊維でできた模様が浮かびあがっています。

障子とも違う、不思議な空間。
陰影礼賛の文字が脳裏によぎりました。茶室という密度の濃い空間だからなのか、
日本人独自の影に対する美意識を刺激されるからなのかは分かりませんが、
和紙と光が作り出す空間をより感じられるように思いました。
しばらく座っていたくなります。

×和紙展は6月8日(月)まで開催されているので、
今立にお越しの際はぜひお立ち寄りいただければと思います。

 

卯立の工芸館
〒915-0232 福井県越前市新在家町9-21-2
営業時間:午前9時~午後4時
休館日:毎週火曜(祝日の場合は営業)・年末年始
TEL:0778-43-7800

 

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卯立の工芸館での一コマ。
街に本当に根付いたお祭りだと背中が物語っているようでほっこりしました。

最近海外で働く方からのご注文もいただくようになりました。
和紙の良さがグローバルに広がっていくことを、紙の神様も願っている…はずです。

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